毎回、台湾で人気のチアリーダーを、少し深く掘り下げるコーナーです。
第3回は、Dragon Beautiesの小珍奶さんについて、紹介します。
プロフィール
・基本情報
名前:小珍奶(シャオジェンナイ、本名:王芯羽)
所属:Dragon Beauties
背番号:21
生年月日:1月21日
星座:みずがめ座
身長/体重:162cm/48kg
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/bubbletea_wang/
経歴
元々小学生からバレーを習っており、振り付けの作成などもしていた。高校以降は学業に専念するため、本格的にダンスを習うことは諦めたものの、その情熱は衰えず、一般企業就職後も空き時間を見つけて踊る日々を続けており、元々野球が好きだったこともあり、縁あって「夢の職業」であるチアの道へ。2023年3月2日に、練習生として小龍女への加入を発表。芸能界やチアとしての活動経験はなかったものの、撮影モデル等として当時から16万を超えるInstagramのフォロワー数を誇り、練習生としての加入は驚きを呼んだ。加入後も高い人気を博し2024年1月には、1st写真集『珍芯愛你』を発売。24年シーズンからは、練習生から正式メンバーに昇格している。
震度とマルチな活躍
全糖女神の異名を持つセクシー担当。その”震度”はチームの中でも最大で、チームメイト(星岑)からも「とても小じゃないから、大珍奶に改名したら」と言われるほど。
前開きのユニフォームで踊る姿は台湾のみならず、多くのファンの注目を浴びた。
その姿は球場内だけにとどまらず、前述の写真集を始め、自身の運営するYoutubeチャンネル『BubbleTea 小珍奶(https://www.youtube.com/@BubbleteaWang)』でも拝見することができる。LOOK BOOKはもちろん、秘境温泉探しから、巨乳向け下着講座に至るまで、バラエティーに富んだ姿を見ることが出来る。平時から撮影モデルとしても活躍しており、ファン向けの撮影会を開催している数が特に多いチアの1人でもある。
また本名の王芯羽名義で23年に個人曲『微笑的眼淚』とMV、24年には2曲目の『星羽之火』を発表している。その歌声は、ファンからは「目と耳の両方でアイスクリームを味わっているよう」とも評される。本人は、今後も芸能界で活動していきたいと語り、今夏には演技のレッスンを受けにいくことを計画している。今後も更に活躍の場を広げていく事に注目したい。
科技業女神
チア加入前は、台湾のコンピューターメーカー「ASUS」で働いており、その経歴から「科技業女神」の異名も持つ小珍奶。7,8年に渡る期間務めていたものの、「元々自分が学んでいたのは、経営資源の管理で、管理や計画策定といった業務は好きだったけど、商品である3C産品(スマートフォンやパソコン、タブレットの事)にあまり興味が持てなくて限界を感じた」と退職。ダンスという自分の好きなものを仕事にする道へ方向転換している。当時の給料は年間100万元を越えており、大きな企業故に福利厚生も充実していたことから、チア加入時には各方面からそれだけの待遇を捨てるなんてもったいないという声が上がったが、両親も納得してくれ、本人は「年収も読めないけど、今の方が心理的な充実している」と満足している様子。メンバーごとにバックボーンは様々だが、これだけ安定した職からチアへの転身は球界でも少数。
ちなみに前職では同僚とよく「ダイエットコンテスト」をしていたといい、当時はオフィスの各机に一つ体重計が備え付けられていたという。その経験から「ダイエットのやり方はわかっている」と、今の仕事にも活きている様子。
両親への願い
両親は、チア転身の決断を支持こそしてくれたものの、まだ一度も球場に来てくれたことがなくそれが悩み。両親は元々夕食時に欠かさず野球中継を見ているほどの熱心な野球好きで、小珍奶が野球に興味を持ったのもそれがきっかけ。しかし父は08-09年に発生した一連の八百長事件に深く失望し、以降もCPBLに不信感が残り続けているため、娘が加入した現在も、球場に足を運んでいない。
去年6月には本気の親子喧嘩にまで発展し、「ずっと試合見ててなんて言ってない、私が応援してるところを見に来てよ!」と本音をぶつけるも、まだ足を運んでくれておらず、チアとしての仕事に非常に満足していると語る一方で、そのことが心残りとなっている。
野生の小珍奶
彼女を語る上で切り離せないのが、台湾で”野生”と言われるプライベートでの観戦の多さ。練習生として過ごした昨シーズンは、各チームの本拠地である新北,桃園,台中,台南だけでなく、斗六,嘉義,花蓮,台東といった地方での試合まで足を運んで、チームを応援。シーズン120試合の内のほとんどを現地で観戦した。特に23年5月23日の洲際で行われた中信兄弟vs味全の試合では、複数回合計2時間23分の降雨中断を挟み史上最も遅い1時3分まで続いた試合を、最後まで外野で観戦し、多くの野球ファンがその熱意とガッツに称賛を送った。
また台中や南部でビジターでの試合後にもファンとの食事会を開催していることも多く、この理由については、「選手たちがすごく苦労して各地で(に遠征して)試合をしているのに、ビジターの客席がガラガラなのは寂しい」として、自身の影響力を通して少しでも多くのファンが敵地まで脚を運んでくれることで、「紅く染まったビジターの外野席が見たい」と語っている。
ちなみにそんな彼女がホームの天母棒球場以外で、好きな球場としては「洲際の外野」を挙げており、椅子の快適さや座席の感覚が広く飲み物を置きやすい点等を理由に挙げており、VIP席よりも外野が良いとのこと。
タピオカ小話
味全を選んだ理由としては、自宅から近いこと、赤色が好きなことに加え、チャンステーマが自身の好きな中国風の曲調であることを挙げている。
チアの中でも数少ない車持ちであり、天母への通勤も自分で車を運転して通っている。愛車はマツダのSUVで、もちろん赤色。
飼い猫が2匹おり、名前は珍奶と肉包。
