History of Passion Sisters

Passion Sistersに所属する、峮峮や短今を通じて、台湾チアを知るきっかけになった日本人は、多いのではないでしょうか。そんなPassion Sistersの歴史について、少し調べてみました。

目次

Passion Sistersの歴史

2013年(象Young女孩 時代)

メンバー(7名):◎廷廷、小綠、優格、YUMI、東東、壯壯、Luna
※◎は隊長、○は副隊長
05年に実質CPBL初のチアとして誕生したLa newのLa new Girls、09年に専属化した統一のUni Girls、そして13年、La new Girls改めLami Girlsのブームと、WBCによる野球人気再加熱を受け、兄弟が創設したのが、Passion Sistersの前身となる象Young女孩だ。同年に創設した義大ライノスのチア、犀睛女孩が3月27日にデビューしたのに遅れること9日、当時の4球団では最後となる4月5日にお披露目となった。
当初のメンバーは、廷廷、小綠、優格、YUMI、東東の5名。シーズン中に壯壯、Lunaの2名を加え、最終的には7名となった。当時のメンバー中最も人気があったのが、キャプテンも務めた廷廷。童顔と活力あふれる笑顔が魅力で、報道やネットでは「陽光女孩」、また実家が牛肉麺屋を営むことから「牛肉麵店花」とあだ名された。
当時は現代と違って電子音楽ではなく、ラッパと太鼓の伝統的なスタイルであったため、当時のチアのメインは主に試合前やイニング間。現在でいう開場舞と局間舞であった。また衣装は、他の3球団も含め、アイドルテイストのある現代と比べ大きくギャル・セクシー路線に寄っている。
最終的には、13年12月3日の兄弟エレファンツ身売りと共に象Young女孩も消滅となった。

2013年6月16日 試合前のパフォーマンス

2014年(Passion Sisters 1.0)

メンバー(8名):◎壯壯、○姿毓、優格、貴貴、凱蒂、皮皮 、思妮、芷盈

中國信託による球団買収を経て、新たなチアチーム名がPassion Sistersとなることが発表。宏將多利安の管轄下となり、CPBL史上初めて専門の芸能マネジメント会社が管理するチアチームとなった。メンバーも大きく代わり、兄弟象時代から残るのは、壯壯と優格の2人のみに。初年度は10曲の應援曲で始まった。

2015年(Passion Sisters 2.0)

メンバー(8名):◎壯壯、○思妮、優格、貴貴、皮皮、寶兒、豆芽、東東
新加入(3名):寶兒、豆芽、東東
退団(3名):凱蒂、芷盈、姿毓

PS2年目は、3月に初のシングル曲『蹦蹦跳』を発表。CPBLのチアチームとしては初めての楽曲となった。毎年のテーマ曲作成は、コロナの影響で未実施に終わった21年を除き、以降も23年まで続いている。
現在でもPSの大きな特徴とされるモデル系の風貌や身長の高さは、この時代から既にその傾向が有り、2015年メンバーの平均身長165cmは最長。「地上最も美人なチアリーダーチーム」という二つ名も勝ち得た。
この年8月に行われた新荘での試合で、球場の混雑に紛れてファンが壯壯に意図的に触れる悪質な事件が発生。コロナ以前は、Lamigoや統一等、3回後の控室に戻るタイミング等で、サインや写真等のファンサービスを行うチームが多かったが、PSはこの一件以降、試合中の写真やサイン等のファンサービスが原則禁止となった。

2015年、南港のイベントにて『蹦蹦跳』

2016年(Passion Sisters 3.0)

メンバー(12名):◎壯壯、○Landy、優格、貴貴、皮皮、豆芽、東東、峮峮、短今、希希、笑笑、阿丹
新加入(6名):峮峮、短今、希希、笑笑、Landy、阿丹
退団(2名):思妮、寶兒

学生時代に人気番組『大學生了没』のレギュラーとして活躍した峮峮ほか大量6人の新メンバーが加入。過去2年連続で退団が続いた副隊長には新人のLandyが抜擢された。
この年から原則休日は12人全員が出勤、平日は8人という現在まで繋がる8-12人制に移行。またタオルやポスターはじめ数多くのグッズが販売された。シーズンオフには、初の公式人気投票を実施し、壯壯、皮皮、貴貴の3名が人氣王。峮峮、短今が新人王に選ばれている。

この年デビューの短今
動画は2020年撮影
この年デビューの峮峮
動画は2020年撮影

2017年(Passion Sisters 4.0)

メンバー(16名):◎貴貴、○Landy、皮皮、峮峮、短今、希希、笑笑、阿丹、凱蒂、小安、白白、波波、晴兒、Peggy、璇璇、綺綺
新加入(8名):小安、白白、晴兒、Peggy、璇璇、綺綺、凱蒂、波波
退団(4名):壯壯、優格、豆芽、東東


16年オフにPS史上初となる公開オーディションを実施。複数回の審査を経て元Rhino AngelsのPeggyら6名が選ばれた。14年以来の復帰となる凱蒂、多利安の有望株である波波を加えて前年を上回る8名が入団した。
多くの若手が加わった反面、同年オフには、「永遠的隊長」と称された壯壯が退団。PS結成から3年間キャプテンを務め、圧倒的な人気を誇った文字通り大黒柱の引退は衝撃を与えた。なお彼女は翌17年に応援団長として韓国で開催されたWBCに派遣され、応援を引っ張る活躍を見せている。また17年より始動するFubon Angelsへ豆芽、東東の2名が移籍。優格も退団し、兄弟象時代を知るメンバーがいなくなった。
この年から應援方式が全面的に電子音楽に変更。LamiGirlsのダンス講師であるSuli氏をダンス総監として招き入れ、選手別応援歌のダンスも一新。兄弟の応援の形が大きく変わることとなった。

2018年(Passion Sisters 5.0)

メンバー(13名):◎短今、○小安、貴貴、皮皮、凱蒂、Landy、峮峮、希希、笑笑、白白、波波、晴兒、Peggy(、寶兒)
新加入(0名):
退団(3名):阿丹、璇璇、綺綺


 PS創設以来初、また現時点で唯一となる新加入メンバー0の年に(下半期に一時寶兒が代理メンバーとして復帰)。絶対的エースである壯壯が抜けた後、人気ツートップとして峮峮と共に活躍したのが、14年から在籍する皮皮。涼しげで大人の魅力を感じさせる風貌と穏やかな笑顔で多くのファンを虜にしており、18年オフの退団は、多くのファンから惜しまれた。この2人に次いで人気があったのが、現在も活躍する短今と貴貴の2人。

2019年(Passion Sisters 6.0)

メンバー(16名):◎小安、○Peggy、貴貴、凱蒂、Landy、峮峮、短今、希希、笑笑、白白、波波、晴兒、璇璇、畇二、松鼠、粿粿
新加入(4名):璇璇、畇二、松鼠、粿粿
退団(1名):皮皮


2年ぶりの新人となる粿粿、畇二、松鼠の3人が加入。特に粿粿はその可愛らしいルックスと笑顔、天真爛漫な応援で一躍人気チアの1人に。この年花蓮での試合で発生した応援中にステージから踏み外す「粿粿落下事件」は当時大きな注目を集めた。現在小迪の形容詞としても使われる「峮峮接班人(峮峮の後継者)」と最初に言われたのも彼女。またこの年、上半季に16年以来のメンバー個人グッズとなる個人タオルが発売され、以降チアグッズのリリースは定番となった。

2020年(Passion Sisters 7.0)

メンバー(16名):◎小安、○Peggy、貴貴、凱蒂、Landy、峮峮、短今、希希、笑笑、白白、波波、晴兒、畇二、松鼠、粿粿、Julia
新加入(1名):Julia
退団(1名):璇璇


 コロナ禍で野球は勿論、チアも活動が大きく制限されたこの年。マスクを付けての応援や観客制限など多くの制約がかけられたが、その甲斐もあり、一時は世界で唯一開催されているプロ野球リーグとなったCPBLへの注目度は大きく上昇。それに伴い台湾チアの知名度もうなぎ上り。特に注目を集めたのが、前年からYoutubeを中心に大きく露出を伸ばし、日本でも週刊マンガ誌の表紙になるなど注目された峮峮。巣ごもりによるYoutube視聴時間の増加もあり、19-20年の2年間でPSの絶対的エースとしての地位を不動のものにした。しかし同年9月16日、かねてより交際が報じられていた小鬼こと黃鴻升が自宅で不慮の事故により死去。峮峮は同日Instagramにて約1年半交際状態にあったことを明かし、「我只想要你(ただあなたにいてほしかった)」と悲しみにくれた。この事故がなければ、峮峮の人生も、PSの歴史もまた違ったものになっていた可能性がある。

2020年8月23日の試合、タイトな兄弟ユニを着て踊る峮峮
累計1000万再生突破、彼女の人気の高さがよくわかる動画。

2021年(Passion Sisters 8.0)

メンバー(16名):◎小安、○Peggy、貴貴、凱蒂、峮峮、短今、希希、笑笑、白白、波波、晴兒、畇二、松鼠、粿粿、Julia、妮可
新加入(1名):妮可
退団(1名):Landy
練習生加入(2名):林可、李湲


 シーズン前には統一で主力チアとして活躍してきた妮可が加入。大きな”戦力補強”となった反面、加入は彼女1人であり18年からの新規加入は4年間でわずか5人。内3人が他球団からの移籍で、ファンからは新陳代謝を求める声も上がりだした。下半期にはチーム初の練習生として、林可、李湲の2人が加入している。
21年最大のイベントはチーム11年ぶりとなる台湾シリーズ制覇。チア結成以来初の台湾一でもあり、シーズン最後を常に悔し涙で終えてきた姉妹たちにとって、初めて喜びの涙で迎える冬となった。このオフに、次期エースとして期待されきた人気メンバーの粿粿が結婚・妊娠をきっかけに退団している。

次世代エースと期待された粿粿、
TV番組で知り合った俳優と結婚しPSを引退。
この年、統一から移籍した妮可、
移籍初年度に優勝を果たし、優勝請負人と呼ばれることに

2022年(Passion Sisters 9.0)

メンバー(17名):◎小安、○Peggy、貴貴、凱蒂、峮峮、短今、希希、笑笑、白白、波波、晴兒、畇二、松鼠、妮可、盈瑩、林可、李湲
新加入(3名):盈瑩、林可、李湲
退団(2名):粿粿、Julia


 チームはシリーズ4連覇を達成、チアとしては妮可が統一時代の20年から続く「個人三連覇」を達成し、大きな話題となった。
PSの大きな変化として前年7月から、親会社・中信がバスケチーム中信特攻を結成し、CPBLでは富邦以来2チーム目となる「棒籃雙棲(野球・バスケ両方のプロチームを同じ親会社が持つ)」形となったこと。これによってPSも野球だけでなく、バスケのチアも兼ねるようになった。
この弊害が出たのが、22年のポストシーズン。バスケの開幕戦と野球のプレーオフの日程が重なると、発表されたチアの予定表は、バスケに峮峮ら8人が出るのに対し、野球はわずか5人。これに多くのファンが抗議し、最終的には新北でバスケの応援をしたチアが試合後台中に向かう形となった。翌年以降の人数拡大路線にも大きく影響したであろう事件だ。

練習生から正式メンバーに加入した林可
練習生から正式メンバーに加入した李湲
翌年脱退

2023年(Passion Sisters 10.0)

メンバー(17名):◎小安、○Peggy、貴貴、凱蒂、峮峮、短今、希希、白白、波波、晴兒、畇二、妮可、盈瑩、林可、Julia、君白、曼容
新加入(3名):Julia、君白、曼容
退団(3名):笑笑、松鼠、李湲
練習生加入(6名):汶汶、怡琪、小迪、儀諪、Wendy、夏蕾


 PS10周年となる記念のシーズン。シーズン開幕前に味全の主要メンバーであった君白、ミスコンテストで台湾代表経験を有する曼容らが加入。またシーズン中に実施した練習生オーディションには、350名を超える応募が殺到。最終的には元AKB team TPの小迪ら6人が練習生に選ばれた
チームとしては8月にフジテレビ・お台場冒険王に出演。チーム初となる海外遠征は、日本ファン待望の「陳子豪」が披露されるなど、一定の成功を収めた。

ミスコン台湾代表の曼容
DBから移籍してきた君白

2024年(Passion Sisters 11.0)

メンバー(25名):◎小安、○妮可、貴貴、凱蒂、峮峮、短今、希希、白白、波波、晴兒、畇二、盈瑩、林可、Julia、君白、曼容、汶汶、怡琪、小迪、儀諪、Wendy、夏蕾、少鹽、李丹妃、邊荷律
新加入(9名):汶汶、怡琪、小迪、儀諪、Wendy、夏蕾、少鹽、李丹妃、邊荷律
退団(1名):Peggy

2024年メンバーの詳細は下記リンクよりご覧いただけます。
https://taiwan-cheer-tv.jp/passionsisters2024/

前年の李多慧から始まった韓国ブームの流れに乗るように、チーム初の”外国人チア”として、KBO起亞の人気メンバー・邊荷律、KBOロッテで隊長も務めた李丹妃の2人を獲得。前年の練習生6名の昇格、少鹽の加入もあり、チーム史上最多となる総勢25名の陣容で開幕を迎えた。
7月13日,14日には試合前にPS初のステージイベント「女孩SHOW」を開催。それぞれのメンバーが歌やダンスなど、多彩なステージでファンを沸かせた。

韓国から移籍してきた邊荷律
邊荷律と同じく移籍組、李丹妃
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